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早稲田大学サイクリングクラブ

Author:早稲田大学サイクリングクラブ
自転車によるツーリングやキャンプを中心に活動しています。活動範囲は日本全域、時には海外に飛び出すことも。

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プレ合宿 2日目

午前6時、松原湖高原キャンプ場。
木々のざわめき、小鳥たちのさえずり。
柔らかな木漏れ日に包まれた、穏やかな湖のほとり――

「きっしょぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!」
WCC部員の朝は早い。
ぞろぞろとテントから這い出してくる部員たち。
これから自分たちを待ち受ける、恐怖の運命も知らずに――


本日はプレ合宿2日目、最終日にして最大の難関である。
この松原湖高原キャンプ場を出発後、長野県内を南下して馬越峠を攻略。
続いて攻める大弛峠は標高2360m、自動車で通行できる国内最高所の峠だ。
しかも登り道は険しいダート。
果たして彼らは無事、解散地のJR塩山駅まで辿り着くことができるのか…?


何はともあれ、腹が減っては戦はできぬ。
しょぼついた目で朝食の準備を始める一同。

一年生たちのマキ割りも、少しは様になってきた、かな…?

即席で作ったこのかまどは今朝も大活躍。
おいしそうに仕上がりました。
朝食には余分があるので一年生たちもひと安心。
平和裏に食料を分け合います。

戦士たちの、おごそかな朝のひと時です。


腹ごしらえが済んだら、いざ出発。
キャンプ場を出てからしばらく、アップダウンの道のりが続きます。


そして馬越峠のふもとに到着。
ここからはなんとフリーラン。
タイムを競いつつ全力で峠を目指します。
え、このあと大弛峠行くんでしょ…?
突然のフリーランに戦慄する部員たち。
だが手加減なんてしてらんねぇ、男と男の勝負だかんなぁ!!

…と、いうわけで男たちの死闘が始まります。
誰もがトップスピードでゴールに突進してゆきます。

ゴール地点では死屍累々。
でも上級生はちょっと余裕だったり。
ここから集団で少し登り、馬越峠の頂上で結果発表へ。


さて、今回のフリーラン、栄えある第三位は…?
なんと、一年生S木だッ!!
ドヤ顔で同じ一年のK川から新人王ジャージをはぎ取ります。

続く第二位はI熊先輩。
三年生の貫禄を見せます。

そして栄光の第一位は、I原、ではなくH部!!
元チャンピオンのI原くんは下痢の上、大鍋を持たされて心が折れたそうです。
実は僕の謀略なのですがね。ふはは。


この後峠の頂上で昼食をとり、下ってから平坦な道を走破してゆきます。
空はもう夏の気配。
厳しくなってきた日差しに照らされながら進みます。


そして大弛峠の入り口に到着。
ここまで来たら引き返すわけにはいかないぜ!
突撃じゃーー!
だんだん路面の表情が険しくなってきます。
ここからは正真正銘のダート。
苦戦しながらもジリジリと登ってゆきます。
なんとか全体の3分の1程度を登り終えたところへ…
突然の雨。
テンションガタ落ち。なんということでしょう。
しかし、雨が降ろうが槍が降ろうが、峠は越さなくてはならないのが我々の宿命。
ぬかるんでより滑りやすくなったダートの急斜面で、
ひたすらペダルを回し続けます。
転んでも、
滑っても、
倒れても。
ペダルを回し続ければ。
ついに大弛峠の頂上へ。時間にして約4時間超の激闘でした。
後続の班もボロボロの模様。
この時点で1・2・3班が到着。後は4・5班とK村先輩の回収班を待つばかり…。


…のはずが、ここでアクシデント発生。
いつまでたっても彼らの姿が見えないではありませんか…!
待ちぼうける先行3班の部員たち。
しかもここは標高2360mの峠の頂上。携帯電話もろくに繋がりません。
6月下旬とは到底思えない寒さの中、
部員たちの体力は見る見るうちに削られていきます。
相変わらず急斜面の終わりには人影もなく、
時刻は午後6時20分。
このままでは、下り坂の途中で危険な日没を迎えてしまいます。
先行3班だけでも先に下らなくてはならないのか…。
誰もがそう覚悟した時、あの急斜面に、あれは…!
5班の一年、K川だ!! K籐だ!!
そして、我らが主将、K地先輩だー!!
ぎりぎりのタイミングで到着した主将の決断で、部員たちが覚悟を決めます。
「30分まで後続を待とう。それで間に合わなければ、先行班だけで峠を下る。」

そして迎えた約束の6時30分――
再び急斜面に、自転車の気配が…!!
なんと、遅れていた最後の4班が到着。
それだけではありません。K村先輩の回収班も、峠に滑り込んできました…!
一時は分裂まで覚悟したこの大弛峠で、
WCC部員全員が、ついに勢揃いしました!
いまだかつて、これほど感動的な場面がWCCにあっただろうか。いや、ない。
そして大音声のエールです。
記念撮影。
集合写真は、やっぱりこうでなくっちゃ。

後は、細心の注意を払って峠を下るだけ。
ヘッライトを装備して夕闇の迫る下り坂に備えます。
いざ、塩山駅へ!
夕暮れの林道を抜け、
街の光を目指して峠を駆け下ってゆきます。

そしてついに塩山駅に到着。
全員無事で解散することができました。

諦めなければ大抵の事は上手くいくって、
大人になってから忘れかけていた簡単なことを、
我々に思い出させてくれるような、そんな合宿でした。

…果たしてこの成果は次なる夏の旅でどう発揮されるのか。
次回、51代夏の旅 in 東北! 乞うご期待!
つづく

<この日のルート>
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